よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(髙瀬 春美 君)
ただいま
提案理由の説明が終わりました。
このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第5
議案第40号「
平成24年度
田川市
一般会計補正予算」から
日程第7
議案第42号「
平成24年度
田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計補正予算」までの3
議案を
一括議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副
市長。
○副
市長(松岡 博文 君)
日程第5
議案第40号「
平成24年度
田川市
一般会計補正予算」から
日程第7
議案第42号「
平成24年度
田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計補正予算」までの概要を一括して御説明申し上げます。
まず、
一般会計補正予算の概要について御説明いたします。
今回の
補正は、
豪雨災害による
復旧経費を含め、本年度中に新たに措置する必要が生じた事項を、主な内容として編成いたしております。これにより7億8,629万円の増額となり、
既決予算額と合わせますと270億7,570万2千円となっております。
それでは、まず歳出について主な内容を御説明申し上げます。
2
款総務費では、
行政改革に関する
経営評価改革推進委員会及び
改革推進小委員会の設置に伴いまして、委員に対する
謝礼金等の
所要経費を計上いたしております。
次に、
世界記憶遺産に関する施設及び
周辺環境整備等の検討を行う
山本作兵衛・
世界記憶遺産センター基本構想等検討委員会を設置する予定であり、この
検討委員会委員に対する
謝礼金や
旅費等の
所要経費を計上いたしております。なお、
基本構想の策定について
業務委託を行う予定にしておりましたが、完成が
平成25年度になる見込みであることから、
債務負担行為を設定いたしております。
次に、
固定資産税に係る
固定資産評価業務の
委託料に関し、当初
予算において
債務負担行為の設定をしておりましたが、契約の一部について
年度内の支払いが発生する
可能性が生じたため、その
所要額を計上するとともに、
債務負担行為の一部を減額いたしております。
このほか、
平成23年度の国・
県支出金の精算に伴う
返還金などを計上いたしております。
3
款民生費では、
平成24年10月に施行される「
障害者虐待の防止、
障害者の
養護者に対する
支援等に関する法律」において、緊急一時保護を要する虐待が発生した場合に、虐待を受けた
障害者を受け入れる居室を確保することが義務づけられることから、これを
民間施設に委託するための
所要経費を計上いたしております。
また、
児童虐待防止対策に関しまして、職員の
資質向上を図るための
研修経費や、市民の
意識向上を図るための
研修会の
開催経費などを計上いたしております。
4
款衛生費では、
ポリオの
予防接種に関し、
平成24年9月から不
活化ポリオワクチンが
予防接種法に基づく
定期接種として導入されましたが、この不
活化ワクチンは、従来の
経口投与による生
ワクチンに比べ、
接種方法が注射によること、
接種回数が多くなることに加え、
ワクチン費用も高くなることから
協力医療機関への
接種業務委託料を増額するための
所要経費を計上いたしております。
5
款労働費では、現下の
雇用失業情勢を踏まえ県に設置された基金を財源に、県内各
市町村へ交付される福岡県
緊急雇用創出事業交付金の
追加配分が決定したことにより、本市の直接雇用及び外部への
業務委託の増額を行うための
所要経費を計上いたしております。
8
款土木費では、
公共下水道事業計画の策定に関し、
地元同意を求める作業を行っているところでございますが、
日程的に
基本計画の
平成24年度中の完成が見込めなくなったことから、これに係る
予算を減額するとともに、
年度内の
契約締結の
可能性を踏まえて、新たに
債務負担行為の設定を行っております。
次に、
平成22年度から行っている
一般会計から
下水道施設整備基金への繰りかえ運用繰り戻しに関し、23年度決算に伴い、4億5千万円を
下水道施設整備基金へ追加繰り戻しするための
所要経費を計上いたしております。
そのほか、県が整備している
都市計画道路後藤寺東町線及び
南大通り線の
事業費変更に伴い、本市の
負担金額の増額を行うため
所要経費を計上いたしております。
9
款消防費では、
消防団関係の事務を行う
嘱託職員の雇用に係る経費などを計上いたしております。
10
款教育費では、
金川小学校の
校舎外壁が、
経年劣化により剥落するおそれがあることから、補修を行うための
所要経費を計上いたしております。
また、
老朽化などによる市内4地区の
公民館施設改修について、
補助金を交付するための
所要経費を計上いたしております。
そのほか、小・中学校の少
人数学級の実施に当たり、当初
予算編成時以降の
生徒数の変動などにより、
講師数をふやすこととなったことや、
就学援助の
対象者がふえたことによる
扶助費の増などに関する
所要経費を計上いたしております。
11
款災害復旧費では、
平成24年7月
九州北部豪雨により被害が発生した
公共施設について、その
応急復旧など急を要するものについては、
予備費及び8月
専決予算で対応いたしましたが、それら以外の本復旧などの経費について
所要額を計上いたしております。
以上、歳出の主な内容を申し述べましたが、これに対応する
歳入財源につきましては、事業に伴う国・
県支出金、市債のほか、前年度
繰越金を計上いたしております。また、
普通交付税の確定により
減額補正の
必要性が生じたため、その調整を行い、不足する額について、
財政調整基金の取り崩し及び
特別交付税で財源調整いたしております。
なお、
債務負担行為につきましては、これまで申し上げました3件に加え、
市営住宅家賃及び
汚水処理施設使用料の
収納率向上のため、
収納率が
基準率を上回った場合の
指定管理者へ支払う
報奨金について、
平成25年度から
平成29年度までの
債務負担行為を設定いたしております。
次に、
特別会計について御説明申し上げます。
まず、
後期高齢者医療特別会計ですが、
臨時職員の増員や前年度
繰越金の計上などにより、180万7千円を増額いたしております。
田川市等三線
沿線地域交通体系整備事業基金特別会計では、
産炭地域活性化基金助成金を財源として、
鉄道施設の整備を行うことや、前年度
繰越金の計上などにより、3,104万9千円を増額いたしております。
以上、
補正予算の概要を申し述べましたが、本件につきましては、よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(髙瀬 春美 君)
ただいま
提案理由の説明が終わりました。
このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり)
佐々木議員。
○議員(
佐々木 允 君)
5
款労働費に関して御質問したいと思います。3,040万6千円の緊急雇用創出事業費に関して、
追加配分が決定したことにより、本市の直接雇用及び外部への
業務委託の増額を行うとありましたが、具体的に直接雇用をどのような項目をする予定なのか、
業務委託等があればどのような
業務委託をされるのか、期間としてはいつまでなのか、そういったことについて、ちょっと詳細教えていただければと思います。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(髙瀬 春美 君)
財政課長。
○
財政課長(米田 昭彦 君)
具体的な業務ですけど、直接雇用につきましては、
田川市石炭・歴史博物館場内監視事業で一応2名、それと学校サポーター配置事業ということで、17名の予定をしております。それと委託事業といたしましては、
田川市歴史博物館の博物館解説ナレーション集作成事業、それと観光情報調査収集発信事業、それと
田川市消防水利台帳整備事業の三つを予定しております。期間ですね、一応今年度いっぱいの事業ということで予定しております。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(髙瀬 春美 君)
佐々木議員。
○議員(
佐々木 允 君)
1点だけ、学校サポーターの17名というのは、結構な数なんですが、これ具体的にどういうものなんですか。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(髙瀬 春美 君)
財政課長。
○
財政課長(米田 昭彦 君)
学校サポーターにつきましては、学校に教員の補助的役割を果たす学校サポーターを派遣し、教員の指導のもと、教科や日常生活指導の補助業務に従事するということで、一応17名を予定しているというものであります。 (「議長」と呼ぶ声あり)
○議長(髙瀬 春美 君)
教育部長。
○
教育部長(阿納 勲 君)
各学校に1名配置ということにしておりますが、業務の内容については、各校長のほうでいろいろ検討していただくようになっておりますので、まだ、それぞれの学校で内容は変わってくると思いますが、具体的な業務内容は個別には決まっておりません。各学校長のほうでいろいろ考えていただくように通知しております。
○議長(髙瀬 春美 君)
ほかに質疑はございませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、次に移ります。
日程第8
議案第44号「財産の処分について」を議題といたします。
提案理由の説明を求めます。 (「議長」と呼ぶ声あり) 副
市長。
○副
市長(松岡 博文 君)
日程第8
議案第44号「財産の処分について」御説明申し上げます。
本案は、
田川市第5次総合計画の住環境施策に基づき、本市の定住人口を確保するため、月美台分譲団地の宅地販売を本年10月から開始いたしたく、土地の処分をしようとするものであります。
処分地
田川市大字伊加利1948番17ほか160筆133区画
総面積 約4万6,000平方メートル
総価格 4億6,036万996円
契約の相手方は、
田川市宅地分譲要綱の規定に基づき、一般公募等の方法により決定しようとするものであります。
今回の財産処分では、長引く厳しい経済情勢を考慮し、また、若年世代の定住促進につなげるべく、これまでの鑑定評価額ではない原価主義に基づいた価格設定を行うことで、安価な土地価格による譲渡を可能とし、本分譲団地の3年間での完売を目指すものであります。
よろしく御審議の上、御賛同くださいますようお願い申し上げます。
○議長(髙瀬 春美 君)
ただいま
提案理由の説明が終わりました。
このことについて質疑の通告はありません。
ほかに質疑はありませんか。 (「議長」と呼ぶ声あり) 梅林議員。
○議員(梅林 史 君)
本
議案について、少し質問させてください。この月美台の分譲については、定住促進、とりわけ若者たちの定住を促すということで、ただいま
提案理由の説明にもありましたように、原価主義をとって、通常よりも安い、廉価、安い価格で提供したいというふうに説明がありました。大体、平米当たり1万円前後、坪当たり3万円ぐらいになるのではないかと思いますが、私は6月議会でも婚活問題を取り上げて、
田川市の人口がもう激減するんだと、ある推計では50年後は2万2千人になるというような数字も出ております。通常考えると、まあ、この程度でいいのかなという気がしないでもないけれど、やはり政策的に打ち出す場合はもっと、
田川市の住宅は、もうこれほど安いんですよと。今、市中の販売実績見たら、そんなに安くないんですよ、現実。さらにこれ建設経済委員会に付託されるようですから、十分議論いただきたいんですが、やっぱり、おっと脚光浴びるような、驚くような、よし
田川に行きたいというような施策をぜひ打ち出してほしい。極端に言うなら坪1万円ぐらいで、3分の1ぐらいで私はいいと思う。それぐらいのことをやらないと、政策的に、なるほどかと、こういうような感じがしない。どうか十分な議論をいただいて、
田川市独自のそういった一時的な歳入ではなくて、将来的な人口も活力も含めた、まちの将来を見据えた価格帯にしていただきたい、要望しておきます。以上です。
○議長(髙瀬 春美 君)
ほかに質疑はございませんか。 (「なし」の声あり)
質疑がないようでありますので、ここで
議案の
委員会付託を行います。
ただいま提案されました各
議案につきましては、お
手元配付の
議案委員会付託表のとおり、それぞれ所管の常任委員会に付託いたしますので、休会中、十分審査を願い、9月24日の本
会議で採決いたしたいと思います。そのように取り計らうことで御了承願います。
次に移ります。
日程第9「陳情の件」を議題といたします。
閉会中における陳情の審査結果につきましては、各委員長の
報告を省略し、お
手元配付の陳情審査結果表のとおり決することに御異議ございませんか。
(「異議なし」の声あり)
御異議なしと認めます。よって、閉会中における陳情の審査結果につきましては、陳情審査結果表のとおり決しました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
以上で本日の
議事日程は全て終了いたしました。
本日はこれにて散会いたします。大変御苦労さまでした。
(散会10時25分)
議案委員会付託表
平成24年9月4日
9月(第4回)
定例会
┌──────┬────────────────────────┬──────┐
│
議案番号
│ 件 名 │付託委員会 │
├──────┼────────────────────────┼──────┤
│
議案第40号│
平成24年度
田川市
一般会計補正予算 │別表1 │
├──────┼────────────────────────┼──────┤
│
議案第41号│
平成24年度
田川市
後期高齢者医療特別会計補正予算│厚 生 │
├──────┼────────────────────────┼──────┤
│
議案第42号│
平成24年度
田川市等三線沿線地域交通体系整備事業│建設経済 │
│ │基金特別
会計補正予算 │ │
├──────┼────────────────────────┼──────┤
│
議案第43号│
田川市
災害対策本部条例及び
田川市
防災会議条例の一│総務文教 │
│ │部改正について
│ │
├──────┼────────────────────────┼──────┤
│
議案第44号│財産の処分について │建設経済 │
└──────┴────────────────────────┴──────┘
別 表 1
平成24年度
田川市
一般会計補正予算
┌─────────┬────────────────────┬───────┐
│ 条
│ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 1 条 │第1表 歳入歳出
予算補正 │別表2 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 2 条 │第2表
債務負担行為補正 │各常任委員会 │
├─────────┼────────────────────┼───────┤
│ 第 3 条 │第3表 地方債
補正 │総務文教 │
└─────────┴────────────────────┴───────┘
別 表 2
第1表 歳入歳出
予算補正
(歳 入)
┌───────────┬───────────────────┬──────┐
│ 款 別 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├───────────┼───────────────────┼──────┤
│8,9,13,14,16,17,18 │全 款 │総務文教 │
│ ├───────────────────┼──────┤
│19,20 │各所管に係わるもの │各常任委員会│
└───────────┴───────────────────┴──────┘
(歳 出)
┌───────────┬───────────────────┬──────┐
│ 款 別 │ 付 託 事 項 │付託委員会 │
├───────────┼───────────────────┼──────┤
│2,3,4,5,8,9,10,11 │各所管に係わるもの │各常任委員会│
└───────────┴───────────────────┴──────┘
陳情審査結果表
平成24年9月4日
9月(第4回)
定例会
(陳 情)
┌──┬────────────┬─────┬────────┬────┬──┐
│番号
│ 件 名 │ 付 託
│ 審査結果 │上 程 │備考│
│ │ │ ├───┬────┤
│ │
│ │ │ 委員会 │採否 │ 措置 │年月日
│ │
├──┼────────────┼─────┼───┼────┼────┼──┤
│ 6│
田川市立新園に対する陳情│陳情項目1│採択 │執行部 │H24.6.12
│ │
│ │ │厚 生
│ │送 付
│ │ │
│ │ │ ├───┴────┤
│ │
│ │ │ │【附帯意見】
│ │ │
│ │ │ │ 通常保育、一時
│ │ │
│ │ │ │預かり保育及び障
│ │ │
│ │ │ │害児保育は内容を
│ │ │
│ │ │ │充実し、病児保育
│ │ │
│ │ │ │、病後児保育は早
│ │ │
│ │ │ │急に実施すること
│ │ │
│ │ ├─────┼───┬────┤
│ │
│ │ │陳情項目2│継続
│ │ │ │
│ │ │総 文 │審査
│ │ │ │
└──┴────────────┴─────┴───┴────┴────┴──┘...